C-a ルディがアタシの妹?

【C-aを選択】





ルディ
「アタシ、リュシーの妹になりたい」





リュシーは目を丸くした。

そして次の瞬間、笑い出した。





リュシー
「あはは! ルディがアタシの妹?」



ルディ
「へ、変…かな?」



リュシー
「友達じゃなくて、妹ねぇ〜」



ルディ
「結構本気で思ったんだぞ!」



リュシー
「ん? 今の話聞いて、心でも動いちゃった感じ?」ニヤニヤ



ルディ
「だ、だって…もしリュシーがそんな酷い目に遭ってた時でも、隣にアタシがいたら…違ってたかもしれないだろ…?」





リュシーは、ニヤニヤと笑っていたけれど、不意に優しく微笑んだ。





リュシー
「ルディがいたら、か。そうね。変わってたかもね」



ルディ
「リュシー…」



リュシー
「考えてみれば、アタシ、女友達とか女兄弟とか、いないもんなぁ〜。ルディは良い子だし、ドジでマヌケで可愛いし」



ルディ
「ドジでマヌケってなんだよー!」



リュシー
「妹にしたいな」



ルディ
「!」





リュシーは私の肩に肩を優しくぶつける。





リュシー
「決まり。今日からルディは、アタシの妹ね」



ルディ
「ほ、本当に!?」



リュシー
「うん。アタシの可愛い妹」



ルディ
「やったぁ!」





アタシはリュシーの腕に抱きついた。

リュシーは嬉しそうだった。





リュシー
「ねぇ、ルディ。女兄弟ってさ、何するんだろうな?」



ルディ
「へ? んー、何するんだろう。アタシも女兄弟がいたことないから分かんないや」



リュシー
「やっぱ盃とか交わすのかな?」



ルディ
「それ極道!」



リュシー
「せっかくだしなぁ」





リュシーは「あ!」と思いつく。





リュシー
「恋花でも交換する?」



ルディ
「へ? なんで恋花??」



リュシー
「女兄弟っていう特別な存在って意味でさ、交換しない?」



ルディ
「えっと…」



私は
a、「交換する!」

b、「交換しない」
×
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