B-a-d「生きててよかった！」
ルディ
「いやだ！」
ギルバート
「ルディ…」
ルディ
「これが最後なんて言うなよ！ アタシ、ギルバートに生きててほしい！！」
ギルバート
「………」
ルディ
「ギルバート？」
ギルバート
「………」
ルディ
「ギルバート！！ ギルバート！！ 嫌だ！！ 死なないで！！ ギルバートぉおお！！！」
言った直後だった。
ギルバートの恋花と私の懐の恋花が輝き出した。
ルディ
「え！？」
取り出してみると、輝く2つの恋花は混ざり合い、一つになり、光となった。
おじさん狩り
「こ、これは！！ 真の愛が目の前で成就した時にのみ起こる現象！ その名も、【恋花の奇跡】！！」
ルディ
「恋花の奇跡！？」
恋花の光はギルバートの額を包み込んだ。
額の銃痕が、消えていく。
ギルバート
「う…ん…？」
ギルバートがゆっくりと目を開けた。
ルディ
「ギルバート…？」
ギルバート
「…ルディ？」
ルディ
「ギルバート！！ 生き返ったんだね！！」
アタシはギルバートに抱きついた。
ギルバートもアタシを抱き返す。
ギルバート
「ありがとう、ルディのおかげだ」
ルディ
「アタシは何もしてないよ！ ギルバートが生きててよかった！！」
ギルバート
「あぁ、私も。生きててよかった！！」
ルディ
「生きててよかった！！」
ギルバート
「生きててよかった！！」
周囲の人々
「生きててよかった！！」
そうして、音楽がかかる。
さあ、ミュージカルの開演だ！！
【ミュージカル・ラブシデ 〜生きててよかった〜】
ルディ
「生きててよかった〜〜♪ ああ〜〜ああ〜〜〜あ〜あ〜〜ああああ〜あ〜♪」
ギルバート
「生きててよかった〜〜♪ ああ〜〜ああ〜〜〜あ〜あ〜〜ああああ〜あ〜♪(美声)」
おじさん狩り
「生きててよかった〜〜♪ ああ〜〜ああ〜〜〜あ〜あ〜〜ああああ〜あ〜♪」
ルース
「生きててよかった〜〜♪ ああ〜〜ああ〜〜〜あ〜あ〜〜ああああ〜あ〜♪」
花屋
「生きててよかった〜〜♪ ああ〜〜ああ〜〜〜あ〜あ〜〜ああああ〜あ〜♪」
リュシー
「生きててよかった〜〜♪ ああ〜〜ああ〜〜〜あ〜あ〜〜ああああ〜あ〜♪」
ルディ・ギルバート・おじさん狩り・ルース・花屋・リュシー
「生きててよかった〜！！」
END【生きててよかった】
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